企業買収って、
けっこう買うときのプロセスが
ダイナミックだし、
入札ということになれば、
競り勝つのにすごい労力使うので、
面白くてエキサイティングなんですが、
実は重要なのは、
競り勝つことでも、買うことでも無い。
買った後で、ちゃんと収益をあげることができるかということである。
同業者であれば、買ったあとのイメージはつきやすいが、
異業種ならば、そこは色々と情報を集めながら想像力を駆使して
考えるしかない。
買収後のガバナンスはどうしようか?
誰がオペレーションをするのか?
買収した会社をどう方向性付けて収益化させるか?
また、企業買収というのは、
会社の数字、ビジネスモデルに注目されがちであるが、
重要なのはヒトである。
ヒトというのは、B/Sに計上されていないので
わからないのである。
またヒトの心も簿外資産である。
ヒトはあまり関係ないという商売は実はそんなに多くなく、
ほとんどはヒトを介して商売をしているのである。
人事、
コミュニケーション、
プロトコルの共通化
をどうしようか?
ということも考えなければならない。
買収というのは、
結婚みたいなものかもしれない。
美人だと思って結婚したが、
一緒に暮らしたら、
浪費家で、自分勝手で、実は方向性がちがっていたのがわかった。
というのでは遅い!
買収する前にあらかじめ
企業の方向性の一致の確認、イニシャチブについて握っておくことである。
企業はモノを言わない資産ではなく、
実は生き物である。
それを忘れると痛い目にあう。